2016年5月26日木曜日

【EAを作ろう】第三回 関数編

今回は関数編です。

整数、少数、定数、変数、関数と頭の痛い単語が並んでいます。
しかし最大の難関は関数です。私も初めは全く理解できませんでした。
ここを10回読んでみて下さいw

定数は数値や文字を格納するところ。
関数は処理を格納するところです。

同じ処理を何回も実行する時には関数を作ると便利です。

例)
int a=1,b=2;          //aは1、bは2で整数です。
void OnTick(){        //ティックが動くと動作する関数
Comment( S() );     //Commentの中で関数S()を呼び出し 
}              //OnTick()関数はここまで!

int S(){          //関数S()は整数です。
return(a+b);       //戻り値はa+bです。
}              //S()関数はここまで


今までの整数、少数、文字列を入れていた定数はアルファベットでしたが、
関数はアルファベットに()が付きます。
returnの()の中が戻り値です。CommentのなかのS()に入ります。
Commentの中のS()はreturnの中のa+bという事になります。

つぎはSの()についてです。

例)
void OnTick(){     //ティックが動くと動作する関数
Comment(S(5));   //S()関数に5を渡す
}            //OnTick()関数はここまで!

int S(int d){          //dは整数です。dには上で渡された5が入ります。
int c=d*d;     //cも整数です。cはd掛けるdです。 
return(c);}     //戻り値はcです。


CommentのなかのS(5)はS()関数に5を渡しています。
int S(int d){   ここで5を受け取りdは5だと決めています。
サブルーチンS()の中でint dすなわちdは整数だと宣言しています。
S(){   }の外でdを使うことはできません。
int c=d*d;も同様に S(){     }の外でcを使うことはできません。

例)
void OnTick(){   //ティックが動くと動作する関数
S(1);         //S()関数に1を渡す。
}           //OnTick()関数はここまで!
void S(int d){    //S()関数はvoid(戻り値無し)です。1はdに入れます。
Comment(d);   //dをCommentします。
}           //S()関数はここまで戻り値は無いのでreturnは不要です。

こんどはOnTickの中にCommentはありません。
ただS()関数に1を渡しています。
S()関数は受け取った1をCommentしています。
voidは戻り値がない関数です。関数の中身を実行するだけです。
戻り値が無いのでreturnはいりません。










 

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