余談ですがMT5ーCFD(株価)はOANDA、eワラント
MT4からMT5移行は利用者にとっては便利なことばかりですが、開発者目線では様々な課題があります。もちろん、MT4でできなかったことがMT5でできるといったこともありますので、それhそれで楽しみです。
今回は課題の一つ過去データの中のスプレッドについてです
その前に時間について
MT4ではGMT +2/+3がスタンダードです
日足が1週間5日にするためにはこの時間がいいようです
さて、MT5は
AVA GMT0
OANDA GMT+2/+3(冬+2/夏+3)
フィリップ証券 JST(日本時間GMT+9)
外為ファイネスト GMT+2/+3(予想)
AVA社、フィリップ証券は本社時間です
ちなみにフィリップ証券は結婚できない男のビルだったと・・・
阿部寛 いや 正確には阿部寛 のHPのファンです
さて過去データーとスプレッド
今回はこんなコードをで月別にスプレッドを最低、平均、最高とティック数(Cnt)をし「操作ログ」に出力します。
3社をまとめてEXCELにいれて紹介させていただきます。
#property strict
long Sum[2100][13],Cnt[2100][13],Max[2100][13],Min[2100][13],SP;
MqlDateTime AMSER;
void OnInit()
{
for(int i=0;i<2100;i++)
{
for(int j=1;j<=12;j++)Min[i][j]=99999;
}
}
void OnTick()
{
TimeToStruct(TimeCurrent(),AMSER);
SP=SymbolInfoInteger(_Symbol,SYMBOL_SPREAD);
Cnt[AMSER.year][AMSER.mon]++;
Sum[AMSER.year][AMSER.mon]+=SP;
if(Min[AMSER.year][AMSER.mon]>SP)Min[AMSER.year][AMSER.mon]=SP;
if(Max[AMSER.year][AMSER.mon]<SP)Max[AMSER.year][AMSER.mon]=SP;
}
void OnDeinit(const int reason)
{
Print(_Symbol);
for(int i=0;i<2100;i++)
{
for(int j=1;j<=12;j++)
{
if(!Cnt[i][j])continue;
Print(i,".",j," Average: ",Sum[i][j]/Cnt[i][j]," Max: ",Max[i][j]," Min: ",Min[i][j]," Cnt: ",Cnt[i][j]);
}
}
}
①開始時期3社ともに1971.5からです。
平均、最大、最小すべて固定です。
Cntがほぼ同じです。時差で多少ずれるのかもしれません。
データーも1日1回程度、現在スプレッド1Pips以下ですのでここのデータ試験をしても参考にはなりません。おそらく一方的な右肩下がりになるでしょう
②その後27年ほどしてから急にCntが増えます。
③さらに2004年になると
ここで固定されていたスプレッドが急に10下がります。
2005年にさらに10下がります。
④そして2009年11月~各社揃って変動スプレッドの開始です。
⑤ここまでAVA社は常に他2社より7少ないスプレッドをキープしていましたが、
他社が6以下になると0になります。
マイナススプレッドは無いようです(笑)
⑥スプレッドが1pipsを下回るのは2013年付近です。
このあたりならバックテストに使用できそうです
⑦AVA社は2019.1から他社ー7ではなくなりました。
確かMT5始めたのはこの頃です。
OANDAは2019.7から平均スプレッドが現実的な値になっています。
フィリップ証券と同じ値なので過去データーは実配信データーでなくメタ社の物かもしれません。
フィリップ証券
ローンチした2020.7あたりからスプレッドが増えています。
ここからは実配信データのように見えます。
結論 配信される過去データはメタ社の物
1999年以前は日足でしか使えない(配信数が少ない)
2013年以前はスプレッドが大きい3-5PIPs バックテストしても現実的ではない。
AVA フィリップ証券はローンチ後からリアルデータ
※途中フィリップス証券と間違えて書いているところがあります。
フィリップスはオランダの家電屋さんですね💦
ごめんなさいm(__)m
EXCELに入れてと言いながら、画像貼り付けてしまいました。
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