2018年10月30日火曜日

ティック 検証 リアルタイム受信とTESTER

以前どこかで紹介した事があるのですが、ティックについて改めて検証してみました。

リアルタイムで受信したティック(OANDA TY3OJ5K、楽天、FXTF1000、EZインベスト証券)と上記OANDAで受信したデーターを元にバックテストした結果を比べてみました。

こちらの環境はお茶の水です。
PING
OANDATY3   9ms
楽天        9ms
FXTF      18ms
EZインベスト証券 13ms

同時に同じPCでティックを受け取った時の時間とbidを書き込みました。



ソースコード)
void OnTick(){Print(TimeToString(TimeCurrent(),TIME_SECONDS)," ",Bid);}




1分間をエクセルに落とし内容を確認しました。
時間は2018年10月30日 07:41(MT4時間)
見にくいのですが左から楽天、EZ、TXTF、OANDATY3,OANDATesterです。

1秒ごとに色分けをしています。
楽天は0,1,2秒と配信が一番多かったのですが、その次は7秒まで配信無し
EZ社は0秒の配信がありませんでした。
TXTFは0秒に2回配信 次は20秒です。
OANDATY3は0秒の次は3秒
テストは各秒にできるだけ均等になっていましたが5秒の倍数は2回が多くなっています。


しかしバックテストでは秒は考慮されません。
価格がどう動いたかです。

41分のOPEN価格
楽天     112.712  0秒
EZ     112.7121 1秒
FXTF   112.714  0秒
OANDATY3  112.713  0秒
TESTER(O社)112.712  0秒
この時点で各社に差がついています。

気になったのはTESTER OANDA社の生データーを元に3-5-3で作成しているティックが異なっています。MT4のボリュームはティックボリュームですが、ティック数も異なっていました。

※そういえばティック生成方法3-5-3に関する記事がMQL5.COMから削除されていますね・・・


これを見るとA社から受け取ったティックはA社には最適ですが、他の証券会社では合わないということでしょうか。

ティックに頼らないで始値だけTP/SL無しがいいのかもしれません。
そういえば、出品者さんでそこにこだわられている方がいましたね。








2 件のコメント:

  1. TACA様はすでに知っているかもしれませんが、
    Grand-EdellWeissをOANDAの
    EURUSD.oj5kとEURUSD.oj1mで動かすと、
    oj1mのほうがかなり成績が良いです。

    チャートを見ればなんとなくわかりますが、
    oj1mのほうがあきらかにヒゲが少ないので、
    (細かい値動きが少ないと解釈しています)
    トレーリングストップにひっかかりにくいのかな
    と勝手に想像しています。

    とここまでの事実を元にあほな推測を考えたのですが、
    ティックデータの価格をそのまま利用するのではなく、
    平均線などをかましてあげて、その価格で判定を行えば
    価格の変動が滑らかになり、
    トレーリングストップにひっかかるような突発的な
    値動きを少し抑えられるのでは?
    などと思いました。

    抑えたからって成績が良くなるとは限らないよな・・・
    やはり、ティックデータの世界は奥が深いなー・・・

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    1. これはまたまた興味深いテーマをありがとうございます。

      以前の検証ではプライスの差は5k ≒ 1m ≠ 3m でした。
      特にAskの差が大きく3mはトレイル作成時に値を考慮したほうがいい結果でした。

      バックテスト上ではスプレッドの小さいほうが有利な結果ですが、
      フォワードで観察すると何かが見えるかもしれませんね。
      いろいろと実験をしてみようと思います。
      また面白そうな結果が出ましたらご報告しますね!!

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